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尾形光琳の燕子花図

根津美術館にて尾形光琳の燕子花図展。2019年4月13日(土)~5月12日(日)まで。
第1章 王朝文化への憧れ 住吉具慶《源氏物語図屏風》、清原雪信《在原業平・和泉式部・紫式部図》、作者不詳《桜下蹴鞠図屏風》など。王朝の雅やかな作品。
第2章 草花を愛でる 尾形光琳《燕子花図屏風》国宝は何度見てもすばらしい。伊年印《草花図屏風》《四季草花図屏風》伊年は宗達の工房の作品。草花を自然に描いた作品。第3章 名所と人の営みを寿ぐ 《洛中洛外図屏風》祇園祭の山鉾巡礼などを描いた作品。人々のお祭りでの楽しげな様子が伝わる。金地が華やか。《伊勢参宮図屏風》伊勢神宮のうち内宮へのお参りを描いたものが根津美術館所蔵の作品で、名古屋市博物館所蔵のものが外宮を描いたもので、本来セットであることが明らかになった。それをあわせて展示。《伊勢参宮道中図屏風》は京都の蹴上から東海道を東へ、大津を経て関宿まで行き、そこから伊勢別街道に入り、津で東国からの伊勢街道と合流して伊勢にいたるまでを、各地の名所風俗に筆を尽くしながら描き出している。屏風内で名所めぐりが楽しめる。

by komamiya | 2019-04-19 17:28 | ART

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